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2018/04/17 19:17

 重ね手ごならべ 対局

 重ね手ごならべ 13路盤を間に対局者が向かい合い各々碁笥を引き寄せ蓋を開ける。自分が引き寄せた碁笥の石が白石ならその対局者を白と呼び終局まで白を持つ。黒も同様である。まずは重ね手を行う そのやり方は 黒となった対局者は碁盤から上10㎝程度を目安に手の平を上に向けて差し出す。これに対して白は手の平を下向きに白石を概ね10個以下をめどに握り そのまま黒の手の平に載せるように重ね置いて指を開くように徐ろに白石を黒の手の平に落とすが白の手の平は黒の手の平と重ねたまま白石を見えにくいようにしたままで 奇数偶数どっち?と言う。黒は手の平の石の触感を頼りに 例えば 「奇数」と答える。そこで白は手の平を真上に上げて 二人で石を数える。奇数なら 黒の当たりとなり黒は 碁盤に一着を打ち下ろす。次は 白が手の平を上に向けて差し出し 黒が黒石を握って白の手の平に載せるように重ね置いて、、、など上記同様に 重ね手を行い もし白が外れなら 黒が黒石を碁盤に一着打ち下ろす。この場合は黒が連打する結果になる。次は白が握る番である。、、、この様に続けた結果 例えば黒石が五つ並べば黒の勝ちである。五連打出来て勝つ可能性もある。

上は 重ね手ごと一着方式であるが 重ね手ごと2着方式 重ね手ごと4着方式 など 重ね手ごとn着方式も それぞれ面白い。

重ね手ごと2着方式なら 勝負開始し白握り重ね手して黒が当たり黒が一着打った次は 重ね手を行わずに白が一着打ち それから黒が握り重ね手して 例えば白が外れたら黒が碁盤に一着打つが 続いて白も一着打ってから 白が握り重ね手を行うというもの。この方式では重ね手の当たり側は先に打てるので2連打はあり得るが3連打以上は有り得ない。

重ね手ごと4着方式では開始して白握り重ね手を行い黒が当てたとして黒が一着打ち 続いて白が打ち 黒が打ち  白が打ち それから黒が握り重ね手してもし白が当てれば5着目は白が打つこととなり続いて黒が打ち白が打ち黒が打ち それから白握り重ね手を行う、、、という調子で進行する。この方式は 少し 感覚的に従来の一般的なごならべに近い。

ふれあい を重視して熟練者に対しても 初心者が かなり互角に 戦えるルールになっています。    てあわせ処 重ね手ごならべ